昨年のOPEN日に訪ねることができなかった「文青堂」さん。
新年初の営業日(1/13 土)にお邪魔してきました!
なんだか本屋さんのキロクというより、自分日記になってしまいましたが、よろしければおつきあいくださいませ。
文青堂
誰がやってるの?どんなところ?
文青堂は本好き・本屋付きである、編集者・浅井とライター・和氣による企画・編集ユニットです。
西荻窪にあるシェアスペース「西荻ペーパートライ」にて毎週土曜日に店舗兼事務所を開きます。イベントや街歩き、ワークショップ、出版、販売などの活動をしていきます。
「文青堂」という屋号は、台湾におけるカルチャーや本が好きな若者の総称である「文青」から取りました。日本独自の「文青」カルチャーを創出し、また、台湾の「文青」カルチャーを紹介したりしていきたいと思っています。(Facebookページより)
▶︎文青堂 Facebookページ
▶︎BOOKSHOP LOVER(和氣さんが運営しているサイト)
▶︎BOOKSHOP LOVER Facebookページ
入口
とっても寒い日の閉店間際。ドアが閉まっていた。
ドキドキしながら、このドアを開く。
この緊張感、蔵前のH.A.Bookstoreさん以来…
※H.A.Bookstore入口
(相手いる時の写真しかなかった。閉まっている時があるんですよ!)
室内の様子
開けてみる。
いたー!奥に背中を丸める和氣さん。
この壁際の棚や机の上の本も、買うことができる。
部屋の真ん中に、どーんと大きな棚。
箱を組み合わせる棚は最近よく見るけれど、奥行きがこんなにあるのは珍しい。
と思ったら、特に本屋さん用というわけではなく、ここの場所(ペーパートライ)の持ち物だそう。こういう備品?が借りられるところが、シェアスペースで始める良いところなのかもしれない。
横は浅井さんの本棚。上には、台湾の本が並べられている。
台湾の本が好きな方、台湾の本屋さんの話がしたい方、ぜひ。
奥に見える棚には、装丁が良い本、特に函つきの本が多く並ぶ。
安野光雅が好きなので、勝手に取り出して、面陳に。(あとで直しましたよ!)
やっぱり背中が丸い和氣さん(お疲れ様!)と、和氣さんの本棚。
最後に、本のご紹介を。
和氣さんの本棚から:植草甚一、草間彌生、石岡瑛子、美術手帖、クラフト・エヴィング商會などなど。『発展する地域 衰退する地域』イイですねぇ。
美術手帖(ライアン・マッギンレー特集)と植草甚一さんの本を購入しました。
植草甚一さんを少しずつ読み始めたところだったので、この出会いは嬉しい。
何かを始めたい人は、ぜひ行って欲しい!
本屋さん好きのためのサイト「BOOKSHOP LOVER」でおなじみの、和氣さん。
2014年のはじめに知り合った、わたしの数少ない本界隈の友人です。
わたしは本に関する活動を始める勇気がなく、「どうせ何もできることないし」と、ずっと何も始めませんでした。
全然本と関係のない業界の会社員をしながら、経験のない本のことも「やります」と言ってやってみる、和氣さん。
体調崩してヘロヘロになりながらも、続ける和氣さん。
あぁ「積み重ね」って大事なんだなぁと、その時知ったんです。
ワープばかり願っていた自分に気づいた瞬間でした。恥ずかしい。
★『dm』1号 特集:ウェブとクリエイティブ
和氣さんの文章「本屋好きが本屋を巡って本屋になるまで」が掲載されている。
BOOKSHOP LOVERになるまで、つまり「はじまり」から「今」につながる線、をたどっていくことができる。
「文青堂」は、始まったばかり。
ぜひ、この始まりを、見に行ってみてください。
ぜひ、和氣さんの「線」の途中を、見に行ってみてください。
「始めよう」と背中を押してもらえるかもしれません。
次は浅井さんがいらっしゃる時、またお邪魔します◎