本日は、わたしたち世代の憧れ・エア本屋「いか文庫」さんの7周年だそうだ。
IKA BUNKO Offcial Site - いか文庫 オフィシャルサイト
いか文庫さんを知った時は、衝撃だった。
何このマーク…いか、要る??
いか文庫ってなに。
本屋さんなの、なんなの…
ってドキドキした。
エアで活動する本屋さん。
Twitter上で「開店しました!」とつぶやかれていたり、本の紹介をされていたり。
バイトもいるけれど、それもエア。
少しして、実在の書店で「いか文庫フェア」を展開されていることがあるらしいということがわかった。
初めて見る本、思わず読みたくなるPOP。なんだこれ、本物じゃないか!
「エア本屋」は、実店舗より落ちるものではない。同等のものなんだ、と思った。
SNSやWEBで、リアルな場で、とにかく本との出会いをつくってくれる。
いか文庫さんを知った頃は、自分が本の活動をするだなんて思っていなかったけど、影響は確実に受けている。自分だけじゃなく、同世代の店舗を持たない活動をしている人たちもそうなんじゃないかと感じる。
まずは自分たちができることをやる、愛をもって伝えれば、それが作り手への励みにもなる。エアで露出を増やし、接点をつくることも、大事なしごとである。
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さて、3月10日。
この日はいつも「社員」を募集していて、いか文庫さんが出したお題に沿って本を選び、SNSにハッシュタグをつけ投稿することで、誰でも「いか文庫社員」になることができる(もちろんエアーで)。
今年のテーマは、<なななんとーっ!!!と驚いてしまう本>とのこと。
いか文庫創立7周年特設サイト
tsugubooksは、原田マハさんの『奇跡の人』を投稿。
設定が、驚き!!!!
女性、障害のある人、地方の家事情。
今の時代にこそ読まれるべき作品です。
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いか文庫さん。ずっとずっと前を走り続けるかっこいい先輩でいてほしいと勝手に思った7周年の日。
(webmagazine温度発行人・イカリさんが以前作られたzine『無職文脈』に、いか文庫さんが文章を書かれています。これは必読!!)